1.趣旨
だれもが生きることの喜びを、共に感じられる地域社会へと努力している中で、今わたしたちが迎えようとしているのは、かつて経験したことのない高齢化社会の始まりです。そしてこれらは多くの課題をかかえております。
なかでも特に福祉に関しては、現実に対応し解決しなければならない身近な生活上の難問題が、たくさん起こりつつあります。
このような今後ますます増大する福祉への要求と、高齢化社会となる実情をふまえて、私たちはそれらに合わせて増加する社会的な支援を要する人々に、力を合わせてできることに取り組まなくてはなりません。
たとえば、訪問身体介護・家事援助等の事業、要支援者とネットワークを組み、サービスを提供する取り組みは緊要であり、必要な事だと思います。
私たちはこのような取り組みをするために、特定非営利活動法人「たつの介護センター」を設立して、具体的に実践することにより、地域社会に貢献し、福祉の増進に寄与し、明るい豊かな充実した地域社会へ向けて手助けをしたいと構想し、設立をするものです。
2.申請に至るまでの経過
今年の2月に辰野町保険福祉計画策定懇話会に参加し、介護保険サービス等の話の中で、介護支援サービスに町民としていろいろの支援ができることがわかりました。
親の介護に直面し、介護支援を実感したメンバーが中心となり人数を募り、介護福祉サービスに取り組むことになりました。
その後、何回となく行政や関係団体と話し合いを進めていく中で、単なるボランティアではなく、たつの介護センターとして、協力者の輪を拡大し、だれでもがその団体の目的を認識でき、町の福祉行政の要望にも応えられるようなしっかりした組織にしようと考えてきました。その結果、社会的にも公正で開かれた組織の特定非営利活動法人の設立の認証申請をすることと致しました。
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